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北米でのオープンイノベーションの活用とは?

こんにちは、ライジングスタートアップスの奥西マサです。

こんにちは、ライジングスタートアップスの奥西マサです。

3月も終わりに近づき、街中で散歩していると、ニューヨークでも少しずつ春の訪れを感じる今日この頃です。皆様も春と同時に4月からの新しい始まりに期待が高まっているのではないのでしょうか? それでは本メールより、皆様にお役立ていただけるための情報を定期的にお届けします。

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北米でのオープンイノベーションの活用

オープンイノベーションが注目されて数年が経過しました。多くの大企業が、スタートアップとの連携を求めて、国内でのアクセラレーター運営や、CVC(コーポレート・ベンチャーキャピタル)を立ち上げて、シリコンバレーへの駐在員派遣を実施しました。一方で米国の駐在員や日本からの訪問者からは、シリコンバレーとの連携の難しさなど、なかなか成果が得られないと声があります。

そのような現状から、シリコンバレー以外の北米地域の特徴やオープンイノベーションの活用をスライドにまとめ、今月頭に来日した際にセミナーを実施しました。資料で取り上げたニューヨーク、ボストン、トロント、ピッツバーグの地域はシリコンバレーや米国内外の投資家からも注目を浴びております。

4つの地域の共通点の中で、目に入るのがニューヨークのメディア、広告、金融、そしてボストンのバイオサイエンスなど筆頭に、各地域内で経済成長を牽引する産業分野が存在する点です。もう一つの共通点は、どの地域もテック大手や大学から優秀な人材が現地のスタートアップに流出している点です。最近のSFベイエリア(シリコンバレー含む)の家賃高騰やホームレス問題が話題に上がります。故にトロントやピッツバーグを筆頭に、質の高い地域の環境や住みやすさもスタートアップや起業家にとって魅力的な要素になります。

セミナー後の参加者からは、今後の大学研究施設との連携の強化や、日本の地域より起業家がビジネスを始めやすい仕組みや町作りが課題になると声もありました。

ニューヨークの春の注目イベント

5月のニューヨークは、規模と質の高いイベントが開催されます。皆様に該当するテーマに合わせて、この時期にニューヨークを訪れるのは如何でしょうか?

📷TechDay New York (5月2日) 毎年300社以上のスタートアップがブースを出し、2万人以上の来場者がある米国最大級のテックイベント。来場者は、IT業界の人はもちろんのこと、テック好きやIT系のトレンドを知りたい人が多いです。詳細はこちら 📷Blockchain Week NYC / Consensus (5月10〜17日 昨年大きな盛り上がりを見せた、Blockchain Weekの第2回。メインは米仮想通貨情報サイト大手コインデスクが主催する世界最大規模の仮想通貨イベント「コンセンサス」。日本からの参加者も多い。詳細はこちら📷NYC X Design (5月10〜22日) 毎年5月にニューヨーク市で開催される、恒例のこのイベント。ミュージアム、ギャラリーやアートスクールのみならず、ストリートが最新デザインに溢れるスペシャルなニューヨークに期待大です。詳細はこちら 📷Smartcities NYC (5月13〜15日) 人工知能(AI)やITを活用して都市の機能を効率化する「スマートシティー」の技術展示会。昨年は日立製作所やパナソニックなど日本企業がブース設置。詳細はこちら

米国スタートアップの訪問アドバイス② 訪問先の選択

皆さまの中には近日に米国スタートアップの視察を予定されている方もいらっしゃるのではないでしょうか? しかし訪問時に米国スタートアップとのミーティングは時間が無駄終わることもしばしばあります。ここではシリーズでスタートアップ訪問時に準備、心掛けたいポイントをご紹介します。 

前回メルマガのあなたの訪問の目的の明確した後には、どのようなキープレーヤーを訪問するべきか、以下のようなカテゴリー別に整理することお勧めします。 📷 候補が上がれば、ウェブサイトやLinkedInなどで訪問先の事業や担当者のリサーチを行いましょう。そこであなたの訪問の目的に合う場合は、あなたの自己紹介と訪問目的を説明しアポを取りましょう。このように訪問先の選択に十分な時間を費やすことで、価値の高い訪問が実現できます。


奥西マサ(正人) ライジングスタートアップス代表

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