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ニューヨークテックの動向

こんにちは、ライジングスタートアップスの奥西マサです。

2019年は如何お過ごしでしょうか? こちらニューヨークはいよいよ寒い冬の日々が始まりました。皆様も風邪などは十分お気をつけください。それでは本メールより、皆様にお役立ていただけるための情報を定期的にお届けします。

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2018年の振り返り

ここ数年でニューヨークのテクノロジー業界は、重要な産業に成長しました。政府の調べによると、2010年から2017年の間にテクノロジー関係雇用者が13万人(64パーセント増加)ほど記録されております。その中で、昨年にニューヨーク市のロングライランド地区にアマゾンの第2本社が設立される発表で、さらに雇用が増えることが予想されます。関係者の中でも、この動きは2006年のグーグルのオフィス設立以来のニューヨークテックへの大きな影響を与えるものと、今後の動きに注目されます。

スタートアップでは今までは大企業へのM&Aばかりであった中、昨年はデータベース事業のMongoDB (近年では2015年のEsty)の上場があり、ニューヨークをベースした独自ビジネスの成功例がさらに増えております。

日本勢では、NewsPicks社が米クオリティ経済メディア「Quartz」の買収を行い、今後の米国での展開がさらに期待されます。そして昨年に現地ライフスタイルマガジンにてニューヨークの日米のスタートアップ関係者などを紹介する記事が掲載されました。



ニューヨーク発の掘り出し記事

①「WeWorkがカフェ、リテール、コーワキングの新施設をニューヨークにオープン」(ソース記事はこちら 年明け早々にThe We Company の名称でリブランドを発表した、WeWorkが新コンセプトのMade by Weをマンハッタン中心部にオープンした。Made by Weはカフェやグッズ販売が一般に公開され、通常のWeWorkの事業であるコーワキング施設は会員制ではなく、オンデマンドで30分単位から共有デスクや会議室の使用が可能となる。拡大を続けるWeWorkの新たな試みがニューヨークやその他の都市で受け入られるか、今後も注目すべき内容です。

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米国スタートアップの訪問アドバイス① 目的

皆さまの中には本年に米国スタートアップの視察を予定されている方もいらっしゃるのではないでしょうか? しかし訪問時に米国スタートアップとのミーティングは時間が無駄終わることもしばしばあります。ここではシリーズでスタートアップ訪問時に準備、心掛けたいポイントをご紹介します。 

まずスタートアップ訪問の前には、お互いの目的を明確にすることが大切です。なぜなら米国スタートアップの起業家は、時間に対してのROIを強く意識します。「なぜその人に会う必要があるのか?」などです。目的が「情報ももらう」や「交流を深めたい」では、具体的な内容の話ができずWin-Winの結果にはなりません。

スタートアップを含めた現地企業同士の打ち合わせは、①目的が明確 ②お互いの準備が万全 であるため、業務提携の可能性や少なくとも一緒にアイデアをプレストすることができます。このような意識の共有が、生産性のあるスタートアップ訪問の第一歩だと考えらます。

--- 上記のニューヨークテック情報や米国マーケット進出でご質問やよりお知りたい内容などございましたら、気軽にこちらのメールアドレスまでご連絡ください。


奥西マサ(正人) ライジングスタートアップス代表

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