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ニューヨークの米国進出向けスタートアップアクセラレーター

こんにちは、ライジングスタートアップスの奥西マサです。

夏も八月が近ずき、ニューヨークの街中では沢山の屋外イベントが開催され、本格的な夏の季節が感じられます。私自身も大好きな夏のニューヨークより、皆様にお役立ていただけるための掘り出し情報を本メールからお届けします。

ニューヨークの米国進出向けアクセラレーターとは?

ニューヨークでは沢山のスタートアップ向けのインキュベーター、アクセラレーター達が存在します。その中には総体的なプログラムや、産業やテクノロジーに特化されたプログラムなど多数のバラエティーがあります。ただその多くは、国外のスタートアップの米国進出やマーケット拡大にはモデルが合わない、またはハードルが高い現実があります。

その様な状況から、ニューヨークではいくつか米国進出向けスタートアップアクセラレーターのプログラムが行われています。これは世界各地から人が集まるニューヨークという町らしさもあります。下記のテーブルで幾つか代表的なプログラムをご紹介します。

📷ニューヨークを拠点にするシードアクセラレーターのERAは、国外スタートアップ企業に特化したERA Globalプログラムを運営しております。母体であるERAのリソースとネットワークを生かした手法で、ヨーロッパやアジア国々のスタートアップの米国進出をサポートしております。パリを拠点とするアクセラレーター企業「NUMA」のニューヨークプログラムは、国外で成長中のスタートアップ企業(スケールアップ企業)に特化したプログラムが特徴です。VENTURE OUTは1週間の短期プログラムや3ヶ月間の集中アクセラレーションなど、多数のプログラムを年間に通して実施しております。

これらのプログラムの特徴は通常のアクセラレーターとは違いエクィティフリーでスタートアップへの投資が発生しない点や、期間が滞在ビザなどの考慮もあるのか3ヶ月間以内である点などです。

日本を含めた国外スタートアップ企業が新しいマーケットに進出する際は、多くの壁やチャレンジが想定されますので、ご紹介したような現地プログラムやリソースを使用し、スタートアップ企業達のビジネス成功のチャンスをアップさせることも選択肢にあるをお勧めいたします。

米国スタートアップの訪問アドバイス③ 訪問先での質問

皆さまの中には近日に米国スタートアップの視察を予定されている方もいらっしゃるのではないでしょうか? しかし訪問時に米国スタートアップ企業とのミーティングは時間が無駄終わることもしばしばあります。ここではシリーズでスタートアップ訪問時に準備、心掛けたいポイントをご紹介します。 

前回メルマガのあなたの訪問先のキープレイヤーを整理した後には、どのような質問をスタートアップ企業するべきかを事前に書き出しましょう。 📷 上記はスタートアップ企業に対してよくある質問の例ですが、訪問対応者やあなたの訪問の目的に合わせた内容があると、より価値の高い訪問が実現できます。米国のビジネスマナーでは、会社の規模や立場に関わらず質問を沢山する方が、「話を聞かせてください」の受け身の姿勢より好印象が保たれます。


奥西マサ(正人) ライジングスタートアップス代表

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