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withコロナで変わったニューヨークのイベント進め方

新型コロナウイルス感染者数が世界最多のアメリカ。その中でも特に感染者が多く出たニューヨークにオフィス持つ、弊社を含める現地企業は大変な打撃を受けました。今回はコロナウイルス感染拡大で変化した弊社のニューヨークのイベント運営のリポート、今後の進め方に関しての情報を皆様にお届けします。


コロナ前?Withコロナ?

弊社が主催するミートアップグループ「ジャパンNYCスタートアップス」はコロナ前にニューヨークにて2016年から35回のイベントを全て会場を使用して開催していました。しかし3月頭に日本からニューヨークへ進出される「ZeBrand」チームをゲストに迎えるイベントでは現地のコロナウイルスの増加を心配し、予定をしていた開催を中止することを決断しました。その後のニューヨークでのコロナの感染状況は皆さんもニュースなどでご覧だと思います。 ニューヨーク市がロックダウンと状況もあり、社内でも「主催者として何をメンバーに提供できるか?」と悩んでいた時に、過去に繋がりがあったオープンな環境データで活動しているSafecastのCOVID-19 Testing Mapのプロジェクトを聞き、日米における緊急事態での対応方法に関してのWebinarの実施を5月に踏み切りました。


Image: "How Responding to the Fukushima Disaster Taught Us What to Expect With COVID-19" Event


結果これが我々のZoom使って初めてのオンラインイベント実施となり、続けて先日の7月にも日本のスタートアップのZehitomoをゲスト(ファウンダーはニューヨーク出身)に迎えるWebinarの開催を行い、少人数ですが全員参加型の中身の濃い内容となりました。


Image: "The Birth & Growth of Zehitomo" Event


オンラインで何が変わったのか?

上記の経験で日本の読者にお伝えしたい点の一つとして、イベントがオンラインになったことで日本からの海外イベントへの参加や登壇のバリアが低くなったことです。これは私自身も日本ベースで業務しながら、米国の社員と同様に運営できることで確信があります。コロナ前では日本にいる私は、現地開催のイベントには準備やプロモーションでしか運営ができなかったのですが、Withコロナではオンライン実施のためそのようなリミットは全く無くなります。 これは日本からのピッチや登壇も同様です。実際に、上記で紹介したZeBrandさんも3月後半にニューヨークでプロダクトをローンチし、テッククランチ主催Pitchers & Pitches Competitionでオンラインで先週に登壇され、優勝されました(リンク)。故にコロナ前で沢山の時間と費用を要した、ニョーヨークを含める海外イベントのプレゼンや参加者との繋がり作りはイベントのオンライン化と共に非常に簡易になりました。 日本国内でもオンラインイベントの需要は上がっています。それは先日公開されたPeatix Japan株式会社のオンラインイベントに関する調査でも数字で証明されています(リンク)。日本の読者でニューヨークならび米国への訪問が止まっている担当者の方は、積極的に海外オンラインイベントへの参加、更にはピッチや登壇を進めてビジネス開拓ならびにマーケット進出の足掛かりにすることは如何でしょうか?


奥西マサ(正人) ライジングスタートアップス代表

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